2020年8月6日木曜日

神社 奇妙な話

神社には奇妙な話がいくつもあります。ここでは小学生のころ体験した話を紹介します。秘密基地を作るのがはやっていた頃、ある日の放課後に友達と行くと秘密基地が崩れていました。

同じ場所か迷ったものの、他の場所を探すことになりました。奥の方は背が高い草むらになっていましたが、みんなでどんどんと進んでいきました。小さな森を抜けると開けた場所に出ます。

その開けた場所に、不自然とも言える小さい神社がありました。その神社のありとあらゆる壁には、難しい漢字が書いてあるお札が貼り付けられていました。

秘密基地のを建てるには、絶好の場所。ただその神社があまりにも不気味で、結局みんな帰ろうということになりました。







日が暮れる頃のこと。さあ帰ろうというとき、友達の一人が神社から笑い声が聞こえたと言います。耳を澄ますと、クスッという笑い声がみんなにも聞こえました。なかの一人が神社に近づき、誰かいるのかと叫びます。

あまりの不気味さに他のみんなは、元来た道を戻りました。後から叫んでいた奴も追いつきましたが、手には神社に貼り付けられていた、お札を握っていました。

焦って持ってきた理由を尋ねても、必死な形相でわからないと繰り返すばかり。後でお祖父さんにあの神社は何なのかと聞いても、二度と近づくなといわれただけでした。

いったい何だったんでしょうね。







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