奇妙な話は韓国にももちろんあります。ここでは李さんの子ども一家が体験した奇妙な話を紹介しましょう。
父親の李さんが羽振りの良い会社の経営者のため、その家族もプライベートジェットを持つくらいの富裕層です。
そんな金持ち一家の彼らがある日、パーティーを開催しました。かなりクローズドとなっているイベントで、その家族と近しい人だけのパーティーです。
目玉の一つとして用意したのが、ある芸能人のコンサート。日本でも有名な女性グループのメンバーの一人です。
パーティーの参加者といえば、あらゆる娯楽を楽しんできた富豪ばかり。満足させることは至難の業なので、一家で知恵を絞ったコンサートです。
思いついたのは「恨みの歌」。難易度が非常に高く、歌うのが難しいとされている歌です。
この歌には言い伝えがあり、失敗せずに歌いきると、その場に居合わせた人には繁栄が訪れるというもの。
歌い手の元に大いなる恐怖が訪れるという、別の言い伝えもありました。
パーティー当日に歓声に包まれた彼女が、「恨みの歌」を歌い始めます。静まり返った会場で全員が目撃したのは、彼女の後ろ登壇してくる青白い顔をした女達でした。
痛々しい顔の女や大きな切り傷がある女など、虐待や暴力の犠牲となった女性たち。
そんな女達が恨みの目で見つめています。凍りつく李さんと子ども一家。
韓国で起こった奇妙な話です。
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