ドラえもんにある変な話も奇妙なものの一つです。雨の降る校庭でのこと。傘を指さしたのび太は、ドラえもんに地下世界にある商店街へ行きたい頼みます。
2人は空き地からドラえもんの道具で地底へ。辿り着いた先は地底とは思えないほど明るい部屋ですが、照明はありません。
のび太とドラえもんが待っていると、ベレー帽の少女がやってきて、赤い封筒とインク、鉛筆を渡してどこかへ消えていきます。
少女の後を2人が追いかけると、警官のような妙な人たちがでてきます。その人たちは「君たちは撮影か、撮影ならあちらだ」と案内。
それから木琴みたいな板が並べられている通路を通ります。そして行き着いた先には、大きな地球のミニチュアが置いてありました。
のび太とドラえもんが見ていると、その地球のミニチュアがぱっくりと半分に割れます。
なかから流れ出てきたのは、黒い血のような液体。それを見た2人は驚き、震え上がって抱き合うという物語。
この恐怖の回は「タレント」。放送は1984年と言われていますが、内容について未だ明確な答えは出ていません。
夢のある道具や物語りの多いドラえもんですが、なかには怖い回や恐ろしい道具もあります。
ドラえもんの人気のひとつかも知れませんね。